この熱さ、好き『RRR』



第95回アカデミー賞で挿入歌「ナートゥ・ナートゥ」が歌曲賞を受賞。世界的に大反響を呼んだインドの娯楽超大作。監督は「バーフバリ」2部作のS・S・ラージャマウリ。


インド映画と聞いて何をイメージするだろうか?

長い。

踊る。

歌う。

髭面のムチムチ男が出てくる。


RRRはコレらのイメージすること全てが余すことなく描かれる。

正真正銘のインド映画だ。


だけれど心地いい。


映画の舞台はイギリス植民地時代のインド。

イギリス人にさらわれた少女を救うためにデリーに向かった部族の守護神ビーム。

ビームは列車事故の現場に遭遇すると事故に巻き込まれた少年を警察官ラーマと協力し助け出す。

ビームとラーマはお互いの正体を知らないまま親友になる。


ラーマもただの警察官ではなく大義のために警察官になり、出世を目指していた独立運動家だったのだが、二人がお互いの素性を知った後、何をどう選択したのかが見どころ。


友情をとるのか使命をとるのか。

悩みに悩んで出した答えに胸が熱くなる。


この映画もインド映画の例に漏れず、ありえないシーンの連続だが、それを言ってはおしまいだ。


常識にとらわれては、あの肩車の戦闘シーンは描けない。

コレこそがインド映画なのだ。


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